園芸をやると様々な鋏を使う必要がある。用途はもちろん、切る対象の状態や作業によって最適なものを使い分けるのだ。
鋏は刃物なので包丁と同じように刃を研ぐ必要があるのだが、包丁ほどシビアではないので手裏剣の様な形状のダイヤモンド砥石で研いでやればよい。
問題は刃に着いた汚れだ。切る対象が植物なので樹液や灰汁などの汚れがどうしても刃の表面に堆積していってしまう。これが意外と厄介で砥石が当たる刃先は研ぐときに綺麗になってしまうのだが、それ以外のところにこびり付いた汚れはなかなかとれないのだ。
でこれの出番。
刃物クリーナーだ。ちなみに手前は綺麗にした刃を保護する防錆油。
刃物クリーナーを刃に吹き付けて歯ブラシなどで擦って暫く放置する。すると汚れがこうして浮き上がってくる。
これをウエスで拭きとって前述の防錆油でコーティングしてやれば出来上がりだ。やはり専用品というのはよくできている。
手持ちの鋏を全部やってみた・・・気分良し。