2025年の桜 <その参>

毎年のお約束となっている桜名所巡り。
近場の引地川親水公園と大庭城址公園は先週のうちに行っておいたので、残されたのはちょっと遠い蓑毛の淡墨桜だ。

昼前に出掛けようとしていたところに娘夫婦と孫が来た。今日は入学式だったんだ。入学式に着ていった服とランドセルを見せに来てくれた。
と、ちょっと出遅れたのだが道が空いていれば薄墨桜までは1時間も掛からない。新湘南BP~圏央道~新東名~東名と高速を乗り継いで秦野中井IC経由でスイスイと・・・ところが東名を降りたころからポツポツと雨が降ってきた!
通り雨ならやり過ごそうと思って天気予報をチェックすると雨は夕方まで降り続くという、しかも雷雨になる可能性もあるらしい。急いで蓑毛の坂道を登っていつもの駐車場に到着。すでに大粒の雨が降っている。
待っていてもしょうがないので傘をさして淡墨桜を目指す。きっと昨日の日曜は大変な人出だったと思うが、平日で雨降りということで淡墨桜には僕たち以外には一組の夫婦しかいなかった。

淡墨桜はほぼドンピシで満開だった。曇天ながらも素晴らしい佇まい。


折からの雨と風、遠くには雷鳴もあるようなのでそそくさと写真を撮り終えて帰路に就く。駐車場に戻る里の道が良い。
これはハナダイコンであろうか。背景となる暗い竹藪とのコントラストが良い。


あちこちに咲いている菜の花の黄色が美しい。菜の花という大括りな言い方では同じだが、あきらかに引地川親水公園のセイヨウカラシナとは違う菜の花、ノハラガラシかな。


いつもだと淡墨桜の帰りには出雲大社相模分祠に立ち寄って境内の立派なソメイヨシノを観ていくのだが、雨降りなので家人に却下された。
秦野中井ICには「はだの桜みち」を通って帰ることとなった。此処は神奈川県で一番長い桜並木だそうだ、その長さ6.2km。雨と共に散る桜の花びらが可憐だ。


これにて今年の桜名所巡りはコンプリートとなったわけだが、今年は更にもう一つのオプションを計画中。乞うご期待。

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