NA-11S1登場

前々からネットワークプレーヤーのアップグレードを考えていた。

T-4070は僕のネットワークプレーヤー第一号ということで2年近く愛用してきた。
最近はステレオに向き合うほとんどの時間の音の入り口はT-4070である。
使い勝手の良さに加えてネットワークプレーヤー特有の音調が気に入っている。
CDPに比べると芯の強さではちょっと劣るが、空間の広がり感はCDPを大きく凌いでいる。
3次元の音と言えばいいのか。

だが、T-4070の弱点も感じ始めてきた。
たとえば、96KHzを超えるハイレゾ音源が聴けない。
現在のハイレゾ音源の多くは192KHzなのでちょっと淋しい。
あとは純正のリモートアプリの使い難さ。
このご時勢にアプリの更新が一回もないという姿勢には疑問を感じる。
また、起動時間が異様に長いのにもストレスを感じる。

ということで、T-4070はその役目を終えた。

で、代わりに届いたのがこれ。
MarantzのNA-11S1である。
これは上述のT-4070の弱点をほとんど解決している。
音もワンランクもしくはツーランク上の筈。
「筈」っていうのは納品されたばかりで、何の慣らしもしていない素の状態なので評価をするにはもう少し時間が必要。
と言ってる間にもどんどん音が変化しているのがわかる。
100時間ぐらいエージングをしたところでレポートをしてみたい。

夏休みが始まった。