新枝咲きのクレマチスは一番花が終わる今頃に株元から二節余りを残してバッサリと剪定する。そうすると新しい芽がニョキニョキと出てきて一月半後ぐらいに二番花が咲く、また切り戻すと新芽が出てきて三番花が咲くという剪定~成長~開花のサイクルを繰り返して秋まで花を楽しめるのだ。
我が家の3つのクレマチスのうちのブラックプリンスとプリンセスダイアナが新枝咲きなので、季節外れの猛暑が少し緩んだ夕方に剪定を行なった。
去年は剪定をした枝は何もせずに捨てていたのだが、今年は挿し木にして株を増やすことに挑戦することにした。勿論You Tubeで下調べ。
花から二節は切り落とし、そこからの二節を使って挿し木にする。
ここで3時間ほど水あげをするのが重要なポイント。真水ではなくメネデールの1000倍溶液に浸す。夕方に作業を始めたのでこの時点で6時を過ぎていたので一日目の作業はここでお終い。
用土にはバーミキュライトを使うが、発根の様子がよく見えるように透明な容器に挿し木をする。ペットボトルを切って底に穴を開けたものを考えていたが、バーミキュライトを買いに行ったときに半透明な鉢を見つけたのでそれも使うことにした。
バーミキュライトを入れてから何回か水をたっぷりと注いでおく。
お箸で開けた穴に枝を挿していく、鉢には二本ずつ、ペットボトルには一本ずつにした。また水をたっぷりと注いで枝とバーミキュライトを馴染ませる。
半日陰に並べておいてから霧吹きで葉に水をやる。
発根が始まるまでは毎日しっかりとみずをやるが、発根が始まったら鉢の方は乾いたら水やり、葉には毎日霧吹きというのが根の成長を促すらしい。一月ちょっとで発根の予定だ。
挿し木が成功したら鉢植えにして、地植えが難しい玄関周りのフェンス近くに花を咲かせる計画だ。