ぶらり三浦半島

長いことドライブに行っていなかったことを思い出し、暑さもピークを越えたようなのでちょこっと出掛けることにした。
日帰りドライブ圏内を大きく分けると、①西富士・東富士、②箱根・伊豆半島、③秩父・奥多摩、④甲府・身延、⑤房総半島、⑥道志・富士五湖、⑦三浦半島などが考えられるが、③と④はまだまだ酷暑みたいだし、①と②と⑥は比較的よく行くところなので除外。⑤の房総半島もいいが、首都高やアクアラインをバンバン走りたい感じではないので結果的に⑦の三浦半島となった。

三浦半島はここ藤沢の海岸線を走る国道134号線をずっと東・南に走っていけば先端まで行ける。
夏休み明けの平日と言うこともあって134号線は空いていた・・・しかしながら江ノ電の鎌倉高校前は外人(主として中華系)がわんさかと群がって警備員まで出る騒ぎ。
鎌高はいい学校だけど、毎日これじゃたまらないな~などと思いながら七里ヶ浜、稲村ケ崎、由比ヶ浜、材木座とスイスイ走って車は逗子湾に。
ここでちょっと森戸の方に回り道、この辺の雰囲気が好きだ。葉山の御用邸のことでまた134号線にもどって葉山マリーナを通り、長者ケ崎を過ぎると横須賀市に入る。今日の最初の目的地の立石の駐車場に到着した。空いている。
此処に来ると本能的にいつもこのアングルで写真を撮ってしまう。

今日は晴天、高曇りだが向こうに富士山、伊豆半島、そして伊豆大島が見える。まあ、いつもの眺めだ。

頭の上を海鳥が忙しく飛び回るので望遠レンズを向けるが、逆光で撮れているのかどうかもわからない。

おお~撮れてるじゃん・・・と思ったら後ろ姿だった。

立石を出て次なる目的地は油壷、昔通った懐かしい道を行くと行き止まりに入り口を塞がれた大きな空き地が。傍らにある看板を見るとなんと油壷マリンパークの跡地だった、施設はもう4年も前に閉館されたらしい、ちょっと寂しい気分になった。

気を取り直して更に南下する。途中でまた134号線にもどって三崎口駅を通ってから、わざと大回りをして西側から三崎港に入っていく。小学校のころ、この岸壁に父と夜釣りに来たことを思い出す。鯖の赤ちゃんぐらいしか釣れなかったけど、真夜中の港は幻想的な眺めだった。

すっかり観光地になっている三崎港を通り抜けたらぐるっと坂を上って城ヶ島大橋に、高い橋を渡り切ったら三浦半島先端の城ヶ島だ。何年ぶりに来ただろうか。
出掛ける前にちらっとグーグルマップを見ていたら、島の西のはずれのほうに「観光橋」というのがあったので城ヶ島第一駐車場に車を停めて行ってみる。

予想通りにショボい橋だったがこれはこれでいいではないか。歩いているのは東南アジア系の外人の方々が多いようだ。橋の袂から見る海の眺めが良い。

どこが終着点なのか、どこに繋がっているのかというような表示はどこもないので橋も終わってから磯を歩いていく。

何もないところだし、風がびゅーびゅー吹き荒れているが久し振りに海を感じるひと時だった。

橋を戻ってくると奥に祠のようなものがある洞窟がある。ちょっと不気味な気配でもあるのだが挨拶無しで通り過ぎるのも悪いと思って傍まで行った。洞窟へのアクセスは全て夏草に覆われているので近づけなかったが遠くから仁義を切っておいた。

帰りはJAの売店によってちょこっと買い物をして、ソフトクリームを食べてから高速道路で横浜経由で帰路についた。

とてもお手軽だったわりには良い小旅行だった。

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