ほのかに香る

園芸を始めて2年余り。
最初の頃は「木」に凝っていて、ホームセンターの店先で見つけたシマトネリコ、斑入りトベラ、ドウダンツツジなど片っ端から、しかも無計画にレイアウトも考えずに植えまくっていた。
そんな中、一昨年の春に植えられたのがキンモクセイ。今見るとこんなにか細い、ヒョロヒョロの苗だった。


秋になればオレンジ色の花が咲いて、あの甘い香りをまき散らすものだと思い込んでいたが一年目の秋には花さえ咲かなかった。
そして二年目の昨年秋には花は咲いたものの、一つだけで香りもほとんど感じることができなかった。樹齢の低い若木ではよくあることらしい。

そして三年生になったこの秋、ついにキンモクセイらしい花が咲いた。

満を持して咲いたキンモクセイ。成木とはいえない大きさだが頑張ってオレンジ色の花を沢山咲かせてくれた。
香りも昨年よりは強くなって近傍にいけばほのかに香る・・・まだまだ一人前ではないけど子供の成長を見るようで嬉しいものだ。

One thought on “ほのかに香る

  1. 川本雅司

    キンモクセイ。『赤頭巾ちゃん気をつけて』で、薫君が長靴履きで自転車をこぎながらテニスコートに向かう時に香っていた、そんな風に自分は勝手に記憶してるけど(あってるといいな)。高校生だか大学生の時に読んだ件の小説は、なんだか恥ずかしいような、(今思えば)たかだか流行りの青春小説としての感想で過ぎたけど、中年を越えるくらいで再読して激ハマり。以後何回か再読してます。ということで、キンモクセイは、特別(もちろん、子供のころの近所にはキンモクセイがいっぱい植わっていて、それもあって、小説の記述に匂いも加わってvivid)。あ、だからといって、庄司 薫はこの一編だけ好き。(再読して最悪だと思ったのは、柴田 翔の『贈る言葉』。青少年に害を与える悪書ですね)

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