西伊豆再び(前編)

家でウジウジしていてばかりではしょうがないので、えいやとばかりに唐突にドライブに出かけた。

11時ごろ家を出て、とりあえず東名で西を目指す。



中井のサービスエリアで本日の行き先を考えてみる。

本日の目的は敢えて言えば紅葉なので、ある程度の標高があるところがよいだろう。

ただ、すでに時刻は12時前なので、今からそんなに遠くに行くべきではない。



そうなると自動的に候補地は、箱根、富士五湖、伊豆半島という線に絞り込まれてくる。

富士五湖だと山中湖~忍野という選択があるのだけれど、今日は11月には珍しい高気温で霞だらけ。

御殿場IC手前まで来ても富士山が全く見えない状況である。

となると富士五湖では絵にならない。

という事で御殿場ICは通過、沼津ICから西伊豆の海岸をちょっと訪れ、山を登って伊豆スカイラインから箱根というルートに決めた。

まずは三津内浦を目指す。

夏休みに徹夜で釣りをして、友人と二人でネンブツダイが一尾という惨敗を喫した思い出の場所である。

今日はカーナビのないゴルフ4のため、知っているはずの道を全然辿れない。

でも、こういう行き当たりばったりの旅もなかなか良いものだ。



なんだかヨーロッパの川みたいな景色を発見したので、信号待ちの車窓からパチリ。狩野川放水路と書いてあった。

適当に海岸を目指して走ることしばし、淡島の見慣れた山容が見えてきた。

内浦はすぐその先である。

かって知ったる漁協の駐車場に車を止めて、懐かしの防波堤の先にある赤灯台に向かった。



夏のようなポカポカ陽気のおかげで沢山の釣り人が出ている。

釣り人のバケツを見ると、タカノハダイ、カワハギ、メジナなどのサカナたちが釣れているようだ。

釣り道具を持って来ればよかったなぁ。

(後編に続く)

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