梅雨の入り

6月に入り、一度近づいた夏の日差しがまたちょっと遠ざかる。梅雨である。
梅雨は嫌いではない、小さいときから雨の日には読書をしていた。鬱陶しい空模様の下で本を読むのは楽しい。ちょっと根暗か・・・

梅雨になるとたいがいのものは覇気を無くしたり、カビたりするのだけれど、中には元気になっていくものもある。アジサイである。
アジサイ、紫陽花、あの色と独特の花の形が好きだ。
毎年、この季節には近所を流れる小出川の紫陽花を観にいく。地元の人が丹精を込めて育てた色とりどりの紫陽花が小出川の河畔に咲きそろう。
こんな感じが素朴で良い。
今年の紫陽花祭りは再来週ということで、まだ見頃には少し早い。
ガク(額)紫陽花はあまり好きではない。普通の紫陽花が気取らなくて良い。
傍らの水溜りも梅雨らしい情緒がある。