湘南台にあるオーディオショップ「D」に行ってきた。
我が家のオーディオ機器のほとんどは「A」というショップで購入したものだが、あまりに一つのショップからの購入に偏ると色々な意味でよくないと思い始めたので「D」にも顔を出すことに。
狭い業界なので「D」と「A」は色々と繋がっているんだけど、そこを敢えて行くことにした。
自分のシステムを簡単に説明して本題に入る。
今回の狙いは、
①PhasemationのPP-300というMCカートリッジしか持っていないので、気分を変えるためにも、新たな音色を知るためにも第二のカートリッジがほしい。
②PP-300はステレオカートリッジだが、我が家にはクラシック、ジャズともにモノラルのレコードがいくつかあるのでモノラルカートリッジがどんなものかを体感したい。
③将来MC、MM複数のカートリッジを使うことを考えたときに、その都度プリアンプC-48の裏面の繋ぎ換えは嫌なので昇圧トランスまたはフォノイコライザーなどで切り替えをすると同時に高音質化を図っていきたい。
という幾つかの課題についての相談だ。
①については手ごろな価格のMMカートリッジを購入してみることにした。
店主のお薦めはシェルターのモデル201というMMカートリッジ。コストパフォーマンスが素晴らしいとのことだったので、シェルにアッセンブリーしたものを購入。
これについては追々感想を述べていきたい。
②についてはモノラルカートリッジの定番であるDENONのDL-102を貸してもらった。一週間のお試しである。
DL-102、ものすごく体格の立派なカートリッジ、重量級だ。ヤマハのシェルに付いているのはご愛嬌。
これらのLPで始めてみる。そもそもレコードジャケットが格好いいね。
どうかな~。
ゲゲゲ、凄い!
僕の頭の中にあった「ステレオ=HiFi、モノラル=古びた低音質」というイメージは見事に覆された。
音が濃い、太い、そして音質も見事だ。もの凄く音が良い。
で、これにしたらぶっ飛んだ。
Sony Stittのテナーがこんなにシビれる音だったということを初めて知った。
モノラル最高!!!
来週返しに行ったらその場で買おうと心に誓った。