津軽海峡は歩いて渡る!

ここのところ週に5~6回コンスタントにウォーキングができている。
この季節は日照時間は一年で一番長いし、気温も真夏の酷暑に比べると非常に快適だ。そのせいもあって、函館本線終点の函館まで残り40Km弱に迫ってきた。
現在は駒ヶ岳駅である。

この調子なら、6月中旬には函館に到達、そこからかつての青函連絡船に乗って青森にという計画だった。すなわち、鹿児島→稚内に続く2回目のワープである。

で、ちょっと考えた。
青函トンネルを通れば
函館~青森は線路で繋がっているのだから歩くべきだと。北海道新幹線も開通したことだし。

具体的に言うと、函館に到着後折り返し。函館本線を札幌方面に「渡島大野」駅まで戻る。実はこの駅名は旧名で、北海道新幹線開通によって「新函館北斗」駅となっているのだ。
ここからは新幹線区間となる。
新函館北斗を出た新幹線の次の停車駅は「木古内」、ここはまだ北海道、津軽海峡に面した駅だ。
新幹線の次の停車駅は「奥津軽いまべつ」、そして「新青森」となるわけだが、実はその間に「湯の里知内信号場」、「新中小国信号場」という列車待避施設および緊急時の列車留置施設と、「吉岡定点」、「竜飛定点」という緊急時の避難施設が設けられている。
実際の津軽海峡は「吉岡定点」と「竜飛定点」の間である。
新幹線の本州側の終点の「新青森」から東北本線北端の「青森」までは奥羽本線で一駅だ。従って、青函連絡船を使わずに線路上を歩いて青森に行くには、函館本線~北海道新幹線~奥羽本線の3本を乗り継ぐことになり、その3本の総距離も170.6Kmの回り道となるわけだ。

これを回り道と考えるか、それとも「XX本線を歩く」の主旨に沿った正しい選択と考えるかは迷うとところだが、季節も良いし、腰の回復も含めた体調も良いので北海道新幹線ルートを歩くことに決めた。
このルート変更の結果、東京~鹿児島~稚内~東京の距離は3114.7Kmとなり、めでたく3000Km超えとなるのである。
駅間距離が長いのでモチベーションを保つのが難しそうだが、歩いて津軽海峡を渡る二度とないチャンスだ。

頑張ろう!