北からの水はその勢いを徐々になくし、どうも洪水は免れそうなバンコク。
で、気が楽になったのか、また新居のオーディオスペースの話
オーディオスペースに張る無垢材の材質選びである。
当初はリビングの床材のチークの塗装色違いで考えていたのだけど、田中伊佐資氏の『ぼくのオーディオ ジコマン開陳 ドスンと来るサウンドを求めて全国探訪』を読んでいたらハードメープルがいいのだと書いてある。
メープルとはいわゆる楓(カエデ)である。
カエデにも色々あるが、大別するとハードメープルとソフトメープルがあり、氏が絶賛しているのは前者。
堅牢強固で響きが良い
氏はハードメープルをくり貫いて積層にした大型SPエンクロージャーを特注し、メインのSPにしている(ユニットはJBL)。
ということで、早速建築事務所に「ハードメープルにしてください」って頼んだ。
実はハードメープルにも色々あるのだが、代表的なのは北米産のシュガーメープル、ホットケーキのシロップの原料でカナダの国旗のシンボルにも使われているあれである。
ところがシュガーメープルの無塗装材は入手が困難との返事。
入手可能なハードメープルは中国産のイタヤカエデだそうだ
ちなみにイタヤカエデの紅葉は紅色ではなく黄褐色らしい。
さらに調べてみると、ソフトメープルの密度は0.5前後で、シュガーメープルは0.7。
イタヤカエデはといえば0.67ということで立派なハードメープルであることがわかり合格
嗚呼、楽しみやぁ
イタヤカエデなのだ
- やっと始まり~
- 危機一髪