吾妻山詣出2018

今年も恒例の吾妻山詣出に行ってきた。
例年のことだが、寒いうちは吾妻山のことなどすっかり忘れているのだが、ちょっと春らしい陽気になってくると「おぉ、そうだ吾妻山に行かなくちゃ」と思い出す。
吾妻山には基本的には菜の花を見に行くのだが、ぼーっとしているとすっかり盛りを過ぎてから行くという間抜けな事態になってしまうのだ。今年はぎりぎりセーフというか正にグッドタイミングである。

新湘南BPと134号線を通って二ノ宮に。この季節は生涯学習センターのそばに特設の駐車場があるのでそちらに車を停める。
吾妻山には幾つかの登り口があるのだが、ゆっくりと中里口から登って、頂上で菜の花と相模湾の絶景を楽しんでから急な階段を下って役場口に降りるという反時計回りコースが好きだ。

持って歩いたGPSロガーのデータで見るとこんな感じ。

今年もゆるゆると登っていく。途中、この季節は梅が開いているのでそれも楽しみながら。

登るにつれ勾配がきつくなってくるが、雑木林をつくる様々な樹木の名前を楽しんだり(マメに札が付いている)、水仙を楽しんだりして頂上に近づいていく。

汗をかきながら最後のきつい坂を登り終えると突然視界が開けて芝生広場に出る。

西側には相模湾が光っている。そして目の前には菜の花が揺れている。

石垣に腰を下ろして菜の花独特の香り(匂い)を嗅ぎながら陽光を楽しむ。いつ来ても此処は天気が良い。(そういう日を選んでるから)
犬と家族連れが多い。お弁当を広げて食べているグループも居る。今日初めて会った人たちが普通に話しをしている。

たっぷりと頂上の景色を楽しんだら役場口に向けて下山を始める。今日は初めて「ローラー滑り台」に挑戦。思いのほかに高度感とスピード感があり少々ビビッた。

役場口を降りていった先にあるJA二宮直営の売店で蜜柑や野菜を買うのも恒例だ。

今年は売り場の片隅にあった梅(たぶん)の枝を購入。蕾が開くのかと少し懐疑的であったが、花瓶に生けて暫くすると花が開いた。

(梅じゃないけど)桃の節句だもんね、来週は。春が来る。