NASの受難

一昨年から機嫌の悪いNAS、QNAPのHS-210なのだけど、新規の書き込みが全くできない。
あの手この手で懐柔策を取るがどれも成功せず、QNAPのヘルプデスクにも見捨てられたし(ある日を境に音信不通となった)。
「工場出荷状態に戻す」というオプションもあるのだがその程度の策では解決できず、で、最後の手段に出た。初期化である。
初期化をすればSSDに蓄えられた楽曲データは宇宙の彼方に飛んでいってしまう・・・でも、もうこれしか残されていない。

ということで断腸の思いで初期化を開始。

赤い涙を流すHS-210。

こんなメッセージが出て初期化は終了。

なので、NASの名称もこの際「HS210 Reborn」に。

心機一転、dBPowerampのリッピングの設定も完了、今までの拒絶が嘘のようにすいすいとCDを読み込んで溜め込んでいく。

これで一件落着なのでPCコーナーにあるNAS置き場にHS210Rebornを戻しにいった。と、奥の方でなにやら赤い光が点滅している。最古参のHDL2-A4.0である。妙な音とともにLEDを赤く灯して不調を訴えているのだ。

この光り方は2個あるHDDのうちの「2」のHDDが不調ということだ。

恐る恐る蓋を開けてみると・・・昨年の夏休みに交換したWDのHDDはOKで最初から搭載していたSeagateのHDDがお陀仏だった。これは両方NGのHDD。

まあ、新しい方じゃなかったので良しとするか・・・幸運にもこのNASはRAID-1の設定だったので、生き残ったWDのHDDに全曲のデータが残っていた。

しかしながら、もし今日HS-210が直らなかったら一度に2つのNASの機能を失うところだった。「ギリ セーフ」っていうやつですなぁ。
デジタルは恐いね~

ということで今はWDのBlueの到着待ちです。

7/15追記:WDのBlue到着。

作業はSeagateからブラケットを外しWDにネジ止めしてNASに挿すだけ。

で、電源を入れて後はミラーリング待ち・・・これが1日ぐらいかかるかな。