XVボディコーティングの儀 ②

明けて二日目、今日がコーティングの本番だ。
昨日のうちに下地を作っておいたのだが、一晩経って埃も黄砂も花粉も乗ってしまっただろうということで洗車から再開する。

<洗車 その②>
初日の中性洗剤ではなく、より強力な弱アルカリ性の洗剤を使う。

TARO WORKS 弱アルカリ カーシャンプー

泡立ちも良いし、汚れも水垢もどんどん落ちていく感じだが指先の皮膚も溶けそうなので使い捨ての手袋を着用して洗車を行なう。

洗車 その②

しっかりと脱脂もできたところでコーティングに進むわけだが、水分が乾燥するまでの間にタイヤのコーティングをしておく。実は洗車の前にガラスのウロコ除去もしておいた。車全体が美しくならなければ意味がないので。

タイヤコーティング

<コーティング>
昨今はワックスを使う人は殆どいないようで、カーショップでもワックスの類は少なくなっている。その代わりに台頭してきたのがガラス系のコーティングだ。
僕が始めてコーティングをしたのが2006年のRX-8購入時。しかしこれはガラス系ではなく、ポリマー系だったようだ。2015年にBMWを購入した際にもディーラーにコーティングをお願いしたので、タイミング的にはガラス系だったとは思うが定かではない。
きちんとガラス系と意識して戸塚のアートラインにお願いしたのは2015年末に購入したロードスターからだ。GT-Cコートという強固なガラス層のコーティングだったが定期的にメンテナンスをしたこともあって、先日手放すまで輝きと撥水性を保っていた。ということでコーティング効果の薄れたBMWをアートラインでGT-Cコーティングしてもらったのが先月末。その延長でXVもと思ったのだが、新車でないXVはBMW同様に「磨き」からやってもらうので非常に高価。それに加えてDIYの虫が騒ぎ出したのでXVは自分でやってみることにした。
コーティングの薬剤については「ピカピカレインPremium」に傾きかけた時期もあったが、YouTubeで綿密に調査(?)した結果、男前モノタロウの「フラッシュリーδ(本格プロフェッショナルタイプ)」に決めた。

フラッシュリーδ(本格プロフェッショナルタイプ)

これに行き着いた理由は、この商品を薦めるプロの手による実作業紹介のYouTubeに好感が持てたからだ。作業の手順やコツを知り得た事で手際良く、そして自信を持ってコーティングを行なうことができた。

コーティング作業
フラッシュリーδ(本格プロフェッショナルタイプ)

<硬化促進>
フラッシュリーδの塗布はなんとか上手く乗り切ったが、自然に任せておくと硬化するまでに1週間掛かってしまうし、その間雨に濡れてはならないとこのことなので硬化促進剤を使ってコーティングを硬化させる。

フラッシュリーδ用メンテナンスクリーナーα
フラッシュリーδ用メンテナンスクリーナーα
で硬化を促進

これでめでたく今回のコーティング作業は完了。作業途中で雨が降らなくて良かった。(翌日の同時刻は激しい雷雨)
うっとりするほどの出来栄え。

作業完了!
見よ、この艶!

これはお金を取れるレベルかもしれない。でも、2日間の作業で疲労困憊・・・仕事にはできないね。

仕上げに「超ガラコ」で全てのガラスに撥水コーティングをした上で、こんなエンブレムを付けておいた。