Audio Captureを導入①

「廃棄品が欲しい人はどうぞ」という案内があったので実験室の棚を見てきた。

獲物その①

EDIROL UA-25

獲物その②

EDIROL FA66

見る人が見ればわかる(当たり前か・・・)ローランド社のオーディオキャプチャー(インターフェース)だ。上のUA-25はUSB接続で、下のFA-66はFireWire接続。スペック的にはFA-66の方がちょっと高性能だ。10年以上も前の製品だがまだまだ使えると思ってゴミの山からゲットしたのだった。
このオーディオキャプチャーはおそらくマイクなどのアナログ信号をデジタルデータに変換する用途(AD変換)で使用されていたと思うのだが、我が家ではその逆のDA変換用途で使うつもりだ。
どういうことかというと・・・現在はマザーボード上の(しょぼい)チップでDA変換されている音声信号でSRS-Z1を鳴らしている。今度はデジタルの音声信号をそのままこのオーディオキャプチャーに送り出してUA-25またはFA-66でアナログ信号に変換させるのだ。きっと音のクオリティがず〜んと向上する筈だ。違いない!
但し、いくつかの問題もある。
UA-25もFA-66もWindowsXPの頃の製品なのでそのままではWindows10のPCでは使えない、Windows10の64ビット版のドライバーが必要なのだ。しかしながらRoland社からリリースされている最新のドライバーでもWindows8.1版なのでなんらかのモディファイを施す必要がある。
こういう時はGoogleとYouTubeが強い味方である。調べるといくつかの解決策が見つかったのでこの週末にでもトライしてみようと思う。
もう一つはFA-66固有の問題。PCとの接続がFireWire、別名IEEE1394という規格なのだ。90年代に登場した高速シリアルバスなのだが、様々な理由で淘汰されてしまった規格だ。マックではかなり最近まで接続ポートがあったがそれもなくなり、ウインドウズマシンではとうの昔に廃止されたインターフェースだ。よってこのFA-66を使うためにはPCにFireWireの接続ポートを追加する必要があるし、専用のケーブルも用意しなければならない。でも、そうした困難を克服するのも趣味のオーディオ道、PC道の楽しみだ。頑張ろう。

こうなる予定