M44G物語③(負荷容量なのだ!)

導入早々から非常に満足度の高いM44Gなのだが、一点弱みがあるとすれば「サ」行のノイズ感であろうか。それ以外の音に比べてゲインが高くなったような、共振を起こしているような聴こえ方がする。

こういうものなのかと会社の上司且つアナログ大王に話をすると、「MMカートリッジは負荷容量の適正化が大切。特にシュアーのM44シリーズは通常のMMカートリッジに比べて負荷容量の適正値が高いので注意。」とのアドバイスだった。

幸いにもマッキントッシュのプリアンプC-48には負荷容量の調整機能があるので、早速やってみた。推奨値は450pFである。

負荷容量を450pFに調整

で、聴いてみると見事に「サ」行の違和感は消滅していた。やったぁ~!
何事も先達のご意見は拝聴すべきである。