先月落札したV15 Type-3(Ⅲ)だが、JICOの「ベイシーモデル」を予約はできたんだけど手元に届くのはまだ先のことになりそうだ。
とはいえ、スタイラスが届いてからバタバタとカートリッジ、リード線なんかをシェルに取り付けるのはトラブルの元だ。M97XEの時の失敗(リード線をダメにした)もあるので時間的に余裕のある時にスタイラス以外を組み立てておくことにした。
シェルについては山本音響工芸のアフリカ黒檀製のHS-1Aにした。リード線はaudio technicaのAT6101。この二つの組み合わせをハイコンプライアンスのMMカートリッジの標準ということにしようと思っている。
この写真には写っていないが首下の長いネジがType-3には必須なので山本音響工芸の真鍮製のものを別途用意した。
AT6101をシェルに挿し込むのがキツいという書き込みがネット上でいくつか見かけられるがきちんとした道具を使えばそんなことはないと思う。
リード線取り付けにはニードルノーズベントプライヤーが最重要、それに加えてハズキルーペ、これも老眼の僕には必須。眼鏡の上からできるところが素晴らしい。
あとはテクニクスのオーバーハングゲージで針先の位置を決めるのだが、今回はまだスタイラスがないのでおおよその位置でカートリッジを仮止めしておく。
シェル側のリード線の配置は共通だが間違いやすい。毎回ネットで確認することにしている。
ゆっくりと丁寧にリード線をシェルとカートリッジに挿し、曲げ癖を付けながらカートリッジをシェルに組んでいく。
おぉ~、なかなか良い面構えのカートリッジだ。
シェル側から見るとこのようになっている。
今回はネジの頭のしたにワッシャーをかませた。ちょっとずつだが熟練してきたのだ。
ベイシーモデルの到着が待ち遠しい。