新たな作法

レコード洗いは地道に続けているが多少の見直しというか改良も日々行っている。
前回、精製水を使って仕上げるというのを書いたばかりだが、その効果は想像していたより大きい。それに加えて演奏時に使う除電ブラシも導入したので作法を見直すことにした。
今まで水洗い後に行っていた静電気防止スプレーを使った工程を取り敢えず止めることにしたのだ。その代わりに、水洗い後の工程を多少アレンジした。

水洗い工程の見直し

今まで水洗い後にブリタで濾した浄水を使って水道水中の塩素成分を洗い流していた(つもり)のをやめ、拭き上げ工程に精製水でのクリーニングを追加した。
写真左側のマイクロファイバークロスで水道水を拭き取る。
その後レコードを右側のマイクロファイバークロスに移動させて、精製水+ブラシで再度クリーニングをしたら拭き上げ。その後乾燥という工程にした。
その次の静電気防止スプレーの塗布工程をなくしたので、全体の工数はかなり減った。
精製水のクリーニング効果が思った以上だったこともあるが、アンチスタットスプレーに含まれる成分がレコードの溝に溜まるという現象がまた発生したのも一因だ。また、ARCA-ASの除電効果も大きいので、ナガオカのSP-562には悪いが暫く様子見とさせてもらった。

今のところ、新工程は良いようだ。