日高本線踏破

9月10日から歩き始めた日高本線、最後の二駅の駅間距離が長くて手間取ったのだが10月31日に終点(現在の路線的には起点だ)の苫小牧に到着し全線146.5kmを歩き切った。
通算距離も4,642.4kmとなった。

日高本線、函館本線、根室本線

会社のテストコースが鵡川にあるので苫小牧には何回も訪れている。とはいえ、その多くが夕方まで鵡川で仕事をして暗くなってから苫小牧のホテルに戻って近所の居酒屋で一杯やって、翌朝チェックアウトしてまたテストコースに行くか千歳空港に直行して・・・というようなパターンが多いので苫小牧の町の知識はあまりない。
でも、広々とした街並、そして美味しい食事という北海道らしい町、人混みが嫌いな僕にとっては札幌よりも苫小牧の方が好きだ。

最期に苫小牧を訪れたのは2017年の10月下旬。紅葉にはちょっと遅い季節だったが、ところどころに残る紅葉を愛でる旅をすることができた。
苫小牧からほど近い支笏湖の湖面に映える紅葉が良かった。

支笏湖畔の紅葉(2017年10月)

日高本線を歩いた後は一旦首都圏にもどることにした。
東海道本線と横須賀線は歩いているので、まずは根岸線に。京浜東北線で大船~大宮というのも考えたのだが、横浜から先は東海道本線、東北本線と重複していまうので横浜~大船間の根岸線に決めた。
ただし、この根岸線だが全線で22kmあまりしかないのでいつものペースだと四日余りで完走してしまいそうだ。現に、苫小牧到着時の余った距離で横浜を出発するとあっという間に石川町まで着いてしまった。
この界隈では20年ほど前に、同じプロジェクトで働いていた米国の友人達と乗ったベイクルーズ船から観た横浜の光景が忘れられない。

ベイクルーズ船から観るみなとみらい(1999年8月)
ベイクルーズ船にて(1999年8月)

とか言ってるうちに大船に着いちゃうなぁ。