バットの補修

我がソフトボールチームは結成35年余り、メンバーも年季が入っているが道具もそれなりに年季が入っている。
とはいえ、消耗品のボールは勿論、チーム装備であるバット、ヘルメット、キャッチャーの防具一式も少しずつではあるがリニューアルされている。
バットには長さ、重さ、重量バランス、グリップの太さなどのバリエーションがあり、チームメンバーそれぞれが好みのバットを決めて使っている。バットは高価なものなのでおいそれとは買い替えできるものではないが、経年の痛みがどうしてもあるというのが現実だ。
僕をはじめ数名の選手が好んで使っているアシックスのこのバット、重量バランス的には中距離バッター向けだが素材はカーボンファイバーで非常に反発が強く、鋭い打球を生み出す名器だ。そんな名器にもちょっとした瑕が。

カーボンファイバーのささくれ

試合前には審判が用具の点検にくるが、このままでは近いうちに使えなくなってしまう。ということで補修にチャレンジした。
厳密にいえば再塗装も含め、バットに何らかの手を加えてはいけないことになっているが、何せ3万円以上する宝物のバットだし、打球面とは違う箇所なので良いだろうという判断で。
まずはサンドペーパーで補修個所の塗料とささくれを取り去って、エポキシパテを盛ってやる。

エポキシパテを盛った

十分に硬化させたら、サンドペーパーで余分なパテを取り除き円断面に戻してやる。
機能的にはこれでおわりとしても良いのだが、見た目に違和感があるので塗装する。先日まで所有していたスバルXVのタッチアップ用のペイントスプレーがあるので下塗り、上塗りをしてみる。

スバルXV用のボデーペンで塗装

おお、良いではないか。

塗装後

で、マスキングテープを剥してみるとこの状態。

スバルXVのメタリックはアシックスと相性が悪かった。
ということで、近所のホームセンターで普通の白のアクリルペイントを買ってきた。これでどうだ!

普通の白ペイント

うーん、まだイマイチ色が合っていないが使っているうちに汚れて違和感は無くなるだろう、ということで合格!
名器は復活した。