引き出しから発掘したカセットテープと手持ちのレコードを聴き比べてみた。アルバムはレッド・ガーランドの「Red’s Good Groove」。
カセットテープはTDKのAD-X46。学生時代に録音したものと思い込んでいたが、このテープの発売は1982年だということなので社会人になってから録音したものということになる。そうなるとカセットデッキはソニーのTC-4250SDではあると思うのだがレコードプレイヤーやカートリッジなどが何なのかが不明である。おそらくパイオニアのPL-25Eとそれに付随するMMカートリッジまたは、それにナガオカの交換針を装着したものだと思われる。
そんなことはどうでもいいんだけど、V-8030Sで鳴らすカセットテープとSL-1200GAE+V15 Type3で鳴らすLPの音をアンプを切り替えながら聴き比べてみた。
事前の予想では40年近く前に普及価格帯のオーディオ装置で録音されたノーマルテープと、それなりにお金を掛けた現代の(カートリッジは古いがスタイラスは昨年発売のJICOのベイシーモデル)LPの再生システムでは勝負にならないと思ったんだけど・・・ところがどっこい、甲乙つけ難いのだ。強いて言えばLPの方がちょっとメリハリのある音かなぁという程度で、心地よさではむしろカセットテープに軍配が上がるかもという感じ。
カセットテープ侮れず・・・