震生湖ふたたび

12月に遅めの紅葉を観に行った震生湖だったが、今度は水仙が見頃だということで再び行ってきた。

この季節の震生湖は冬枯れで水彩画のような淡泊な色合いだ。よく見ると水面には鴨が浮いている。
人といえばフナ釣り師がぽつりぽつりと。

冬枯れの震生湖

ネットに載っていた水仙が見当たらない。弁天様の近くにあるという話だったが、弁天様の下の斜面に一輪だけ咲いている。むむむ、これだけ?
と思って落胆しかけたが、少し坂を登っていくとあった!

震生湖の水仙①
震生湖の水仙②
震生湖の水仙③

紅葉ほどの華麗さはないのだが、ほっとするような佇まいの良さを感じた。
次なる訪問は桜が咲くころであろうか。

ところで今回の写真はキャノンのG1Xで撮ったものだ。
このカメラ、入手してから10年ほど経つのだが、ネット上での評判は散々なものだ。たしかに最低撮影距離が長くて対象物に近づけない点は辛いものがあるし、他にも何かと使いづらいところがある気難しいカメラであるとは思うのだが、描画力に関しては素晴らしいものがある。
このG1X以外で僕が日常的に使うカメラは、一眼レフのニコンのD7200、旅サブカメラとしてなにかと重宝するソニーのRX-100、そして最近入手して写りの良さにビックリした携帯のiPhone 13 miniなのだが、一発ツボにはまったというかキマッた時のG1Xは素晴らしい。特に季節を感じさせる草花や風景を撮るにはこれ以上のカメラはないのだが・・・もう少し寄って撮れないかなぁ。
G1X、まだまだ現役である。