サブシステム構築①

F君から借りて聴いたらビックリというかショックを受けた小径バックロードホーンと小型デジタルアンプの組み合わせ。これは我が家にも取り入れるしかないという天啓(?)に従って準備を始めた。
まずスピーカーユニットなのだが、口径5cmのユニットはF君にあげてしまったので手持ちにあるのは6.5cm/8cm/10cmのフルレンジだ。メーカーはフォステックスとスキャンピーク。F君の5cmのスキャンピークにビックラしたわけだが、欲を言えばもう少し低音のゆとりも欲しい。ということで8cmか10cmということにしたい。

何年も掛かって貯め込んだStereo誌の付録

F君も一回り大きなスピーカーを組みたいというので10cmのフォステックスは彼に譲ることにした。となると、本命は8cmのフルレンジである。
話は変わるが、その昔、とある大学の寮で暮らしていたころ(その大学の学生ではないにもかかわらず)、ルームメイトのK君がフォスターのバックロードホーンのキットを組み立てた。口径は16cmだったと思うが、何事もにも飽きっぽいK君はあろうことか片チャンネルだけ組み上げたところで止めてしまった。でも、あの時聴いたバックロードホーンの鮮烈な音が忘れられない。
ということで2016年8月号の付録のフォステックス製8cmフルレンジを使おうということになったのだが、此処まできてちょっと気が変わってこれにした。

Fostex FE83NV

そんなに高価なものではないのだが、雑誌の付録のユニットよりは良いに決まってる(だろう)。フォスターの夢よもう一度という思いを込めてポチってしまった次第である。

アンプからスピーカー、スピーカー内部配線はBELDENの8470を選んだ。これまた高価なものではないが、如何にもフォステックスのバックロードホーンに似合いのモノではないかという勘が閃いたのだった。(実はこのケーブル、10mも買ったのにアンプと遠い方のスピーカー間が5mも必要なことが分かり、もちろん左右のケーブル長さは揃えるべきなので内部配線用には別のケーブルを入手することになった。)

BELDEN 8470