スピーカー工作もデジタルアンプの改造も終わって一段落したかに思えたサブシステムの構築だが、此処に至ってまた思いついたというか思い出した・・・書斎の書棚にはこれがあったのだった。
LXV-OT7なるプリメインアンプである、しかも真空管ハイブリッドの。これを使わない手はないな。
このキットに付いてくる真空管はLXV-OT6の真空管ハーモナイザーのものと同じノンブランドの中華製らしい。ならば当然のように差し替えるべきだ・・・LXV-OT6に使っているスロバキアJJ社製のECC802(12AU7)という手もあるが、せっかくなら他のものにしようということで選んだのはムラード社製の復刻版Mullard Reissueだ、ムラード社は英国の会社だがこのReissueはロシアで生産されているらしい。ビンテージものほど高価でもないのでこれにした。
で、次なる問題はアンプの外皮である。
LXV-OT6はONTOMOショップで入手したブラックウォールナット製のケースを纏っている。なんだかアンティークなラックスマンのアンプみたいで格好良い。
なので今回のLXV-OT7についてもこのケースを纏うつもりでいたのだが、なんとONTOMOショップではもう売っていなかった。材料が希少なものなのだったのかもしれない。
困ったけど何か代案を考えねば・・・ヤフオクかメルカリで入手する・・・ほとんと出物がないか、あっても高価だ。かといって手作りできるものでもない。と色々と考えていたのだが、パッと閃いた、あれだ。粘着シートだ。サブシステム用のスピーカーで使ったものの余りをとってある。
だが、どちらかがブラックウォールナットのケースでどちらかが粘着シートということになる。悩んだ結果、真空管ハーモナイザーのOT6は粘着シート、プリメインアンプのOT7にケースということにした。
OT7の組み立てはMullard Reissueの配達待ちなので、OT6へのの粘着シート貼りを先にやることにした。先日のスピーカー組み立てで慣れているので作業は順調だった。
これはこれで良いね。ついでにゴム脚も付けておいた。
さあ、次はLXV-OT7の組み立てだ。