ついに引退か

昨年秋の修理から帰ってきたあとは、再生数時間ごとに2液のクリーナーでメンテをしてきたV-8030Sだが、今日再生をしているとコト、コトという音が定期的に聞こえてくる。傍に寄ってよ~く観察してみると、巻き取り側のリールが時々止まっては思い出したように動き始めるという動作を繰り返している。
V-8030Sはモーターによるダイレクト駆動なのだが、さすがにもう補修用のモーターも無いだろうし万事休すか。長年、入院と退院を繰り返した個体でお別れするのは心苦しいが、ここらが潮時ということだろう。

この雄姿もそろそろ見納め

後継機はヤフオクかメルカリでまたそれなりの個体を探すしかないだろう。とはいえ文字通り前世紀のものしかないので後は運任せの世界だ。TEACのサービスセンターとやり取りするのは心苦しいのでAIWA、AKAI、SONY、NAKAMICHI、VICTOR辺りから良さそうなものを選ぶことにしよう。
万策尽きたV-8030Sはいつの日かダメモトでモーターのOHに挑戦してみることにしよう。