キーボードに歴史あり・・・

デスクトップPCにはロジクールのK340というワイヤレスキーボードを愛用している。
キーボードにはこだわりのある人が多い中でこのK340、取り立てて高価なものではないのだが何故かしっくりとくるので長年使い続けている。購入履歴をみると2010年8月に購入しているので、なんと12年以上も使っていることになる。

そんなK340だが、ふとした弾みで水をこぼしてしまった・・・ありゃりゃ。ということで、分解掃除をすることにした。

分解掃除を開始

キーを外してみるとかなり埃が溜まっている。グリスと混じり合ってかなり汚い。

埃がすごい

全てのキーを外してから、綿棒とティッシュペーパーに無水エタノールを含侵させて埃を取り除いた。更に分解して、もっと徹底的にやろうかと思ったが復元できなくなりそうなので適当なところでやめた。

これぐらいで勘弁してやろう

ここまできたところで不安が駆け抜ける・・・はたして全てのキーを正しい位置に戻せるだろうか(汗)。
で、考えたのがこれ、GoogleでK340 を調べてその写真に合わせてキーを嵌めていけばいいのだ。

キーを戻す

完成、というか復元できた!デスクトップPCに繋いだ(ワイヤレスだが)らちゃんと動いた、めでたしめでたし。

復元なったK340

あと10年使おう。

<追記>

とここまで書いたところで、このK340の数奇な運命をもう少し調べてみたくなった。
前述の通りこのキーボードは2010年の8月にAmazonでの購入記録が残っている、マウスのM505、そしてエレコムのマウスパッドとセットでの購入だった。そしてその月はタイに赴任した月だということを思い出した。
その頃家で使っていたPCは息子のお下がりのダイナブックのWindows-XPのノートPC。そのPCもその年の11月にはACERのASPIRE-5745GというWindows-7マシンに乗り換えたのだが・・・ということで、何が起こっていたのかをもう少し正確に知るべく当時のブログを振り返ってみた。
で、真相が少しずつ見えてきた・・・K340はダイナブックの時からノートPCの外付けキーボードとして使っていたのだった。マウスはM505だった、懐かしい。マウスはその後M545へと代替わりしていったのだが、K340と同時に購入したマウスパッドは今でも使い続けている。

2010年11月 タイの自宅でのK340

更に記憶を辿ると、K340とM505は日本に帰任した後も、転籍した研究所のデスクトップPC用として、2021年の春の退職まで使っていたのだった。そして退職と同時に我が家にご帰還、めでたくデスクトップPCの女房役に返り咲いたのである。
ではK340が研究所で働きはじめて数か月後の2015年の7月に導入した我が家のメインPCであるドスパラのGALLERIA(すなわち、いつものデスクトップPC)用の当初のキーボードは何だったのかというと、K270という代役でしのいでいたこともわかった。
ここまで調べ上げると、このデスクトップPCがWindows-11マシンに買い換られるであろう数年後の変化も乗り越えて長生きしそうな運命を持ったK340ではある。

キーボードに歴史あり。