これでいいのか・・・

家の排水管は定期的に手入れをしている。
日常的に一番よくメンテナンスをするところは風呂場の排水口。ここは風呂桶だけでなく風呂場の排水も通るので構成している部品を定期的に分解掃除する。我が家は二階に台所、風呂場、洗濯機などがあり生活排水の多くが二階から排水されるので真面目にやっている。
洗面所の排水がちょっと滞り気味だったので、真下にある排水トラップを掃除してみることにした。そのためには直下にある排水管との結合を外す必要がある。樹脂製の袋ナットである。
排水トラップの汚れは予想していたよりも少なかったので元に戻すことにした・・・ところがここで問題発生。排水トラップと下の排水管を繋ぐジョイントの袋ナットが崩壊してしまったのだ。

クラックが入った袋ナット

手で締めただけで簡単にクラックが入り、外してみるとこのとおり。

崩壊した袋ナット

この袋ナットの材質が何なのかはわからないが、おそらくPPのような汎用性の高い樹脂だと思う。それにしても、まるでオゾンアタックを受けたような壊れ方だ・・・これでいいのか!

建築を担当した工務店に聞いてみるとTOTOではもうこの品番のサービスパーツはないとのこと・・・これでいいのかTOTO!

と愚痴ばかり言っていても埒が明かないので自分で修理をすることにした。幸いにもこの部位は自然落下するところなので水圧はあまり掛からないだろう。ということで、まずは手持ちのビニールテープで補修した。

ビニールテープでぐるぐる巻きに

これだけでもいいとは思うのだが一抹の不安も感じるので、シリコンの自己融着テープというのをAmazonでゲット、早速巻いてみた。

シリコン製自己融着テープで補強

これで当分というかずーっと大丈夫そうだ。もちろん袋ナットのついた排水管は手配をお願いしているのだが。

今回はDIYで対応できたのだが築10年のこのように劣化してしまう袋ナット、これでいいのか!と思う。