車の盗難対策強化②

先日 車庫の照明センサーの交換とタイヤクランプという二つの盗難対策強化を行ったが本日はその続きだ。

昨今の盗難の多くはリレーアタックという技術が使われる。これはスマートキーから発信されている微弱な電波を増幅し、あたかもスマートキーからの信号で解錠とエンジンスタートをしてしまう技だ。もちろんスマートキー以前のローテク車にはこの技による盗難の心配はない。しかしながら現代の車の多くはスマートキーが用いられている、我が家のGLA200dも然り。
ということで数年前のBMWの頃からスマートキーはリレーアタック対策の施されたボックスに収納している。電波を通しにくい箱である、おそらく何らかの金属が仕込まれているのだろう。
ただこの箱、中華製らしく甚だ品質も低く、耐久性も酷いものだ。先日も外れかけた蓋を修復したのだがまた壊れかかっている。まあ、それそれでまた修理をするつもりだが、ふと気になったのは肝心のリレーアタック対策効果だ。すなわち電波漏れ効果がどれだけあるのだろうかということだ。

ということでDIYでリレーアタック対策の強化を施すことにした。何をやるかというと追加のバリヤー層の追加だ。
手持ちのアルミテープを貼ろうかと思ったのだが、電気道師匠に伺ったところアルミより銅の方が効果が高いということで0.1mm厚の銅板を調達してきた。

キーボックスと0.1mm厚の銅板

これを箱の胴体と蓋に貼りまくることにした。
採寸をして切る。

各面に合わせて切り出す

これを両面テープで各面に貼っていった。箱がいびつなので現物合わせをしながら進めていく。
で、出来上がったのがこれ。

銅板を貼り終えたキーボックス

なんだかおでん屋の鍋みたいな感じだが、これで電波漏れは相当抑制されるものとみた。ちょっと閉まりにくくなってしまったが、そこは目をつぶることにした。
あとは毎回しっかりこの箱に収納することだね。

これにて完了!