秋月電子スピーカー その①

いつものようにYouTubeをみていたら宮甚商店というサイトで300円のフルレンジスピーカーとフォステックスのFE87の聴き比べという企画をやっていた。ここは無線機やオーディオのDIYネタが中心なのだが、気取らない語りの中に確かな技術力を感じて好きなサイトの一つである。

300円スピーカーを取り扱っているのは秋月電子という秋葉原の老舗(多分)だが、製造元は北日本音響という山形県の企業。日本設計、中国生産とはっきりと謳ってはいるのだが、最終的な販価が300円とは原価や利益等はどうなっているのだろうかとちょっと心配になるのだが、まあ僕の知ったことではないね。

YouTubeでの音を聴く限りでは300円スピーカーなかなかいい線を行っている。
否定的な書き込みでは、高域が出ていないとか、ゲーム機用のスピーカーだとかけなしている御仁が多い。というか『おらがフォステックス』の存在を脅かすものは認めないという感じ、その多くは長岡教徒かな、僕もそうだけど。
でも興味は尽きない、、、ならば買ってみようか、300円だし。実際にはネットで購入すると送料500円が加わって2個で総額1,100円也、まだびっくりするほど安いね。

計画はこうだ。
現在FE83NVで鳴らしているバックロードホーンのバッフル板を二重構造にして、且つ着脱可能にすることでFE83NVと秋月電子スピーカーをバッフル板ごと交換。ハーネスの改造も必要なので、スピーカーユニットの仕入れは秋月電子を頻繁に利用している(だろう)電気道マイスターにお願いすることにした。

バッフル板の設計図

早速行動開始。まずはホームセンターに行ってバッフル板となるパイン集成材を買う。カットサービスを利用して裁断と穴開けもやってもらうつもりだ。
ここで問題発生、ホームセンターのカットサービスは直線切りだけで穴開けはやっていないという。他のホームセンターにも聞いてみたが結果は同じだった。
スピーカーの穴径はFE83NVで73mm、秋月電子スピーカーは77mmなのでそれなりの道具を持っていないと穴開けは容易ではない。う〜ん、と悩んだができないものはしょうがないので裁断だけをお願いした。指定どおりの寸法に正確にカットされた穴無しのバッフル板が4枚出来上がった。

裁断されたバッフル板

穴開けには片刃フリーカッターというコンパスに歯が付いたようなのをAmazonで手配した。ドリルで回せば綺麗な穴が開くという。
先ほどマイスターからスピーカー到着との連絡もあった。さあ穴開け加工に挑戦だ。

・・・続く

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