芝桜の挿し穂

春に買った芝桜、車庫の横の舗装の切れ目に植えてあるのだが、所詮狭い隙間なのでこれ以上に拡がりようがない。
ならば増やして他の場所に移植してやろうと思っているのだが、芝桜を増殖させる方法としては挿し穂と株分けがあるらしい。YouTubeでよく見かけるのは挿し穂なので、そちらをやってみることにした。

挿し穂にもいくつかの作法があるらしい。
主流派は挿し木用の養分の無い用土に一旦植えて、発根させたものを培養土の育苗ポットに植え替えて育て、その後にプランターや地植えにするというやり方。そして、もう一つは最初から培養土の入った育苗ポットに植えて発根させ、その後プランターや地植えにするというやり方。
もしうまく行くのであれば後者の方がひと手間少ないのだからそちらを選びたいのだが、そんなに都合よくいかないかもしれないので、まずは主流のやり方でやってみることにした。

① ふさふさと伸びている芝桜の元気の良さそうな芽を5cmほど切り取る。
② 芽の付け根の2cmぐらいの範囲の葉を取り去る。
③ メネデールの入った水に漬けてやる。(今回は30分ぐらいにした。)
④ 挿し木用の用土を鉢に入れ、水をたっぷりやって締める。
⑤ 箸で穴を開ける。
⑥ 根になる側に発根材のルートンをちょっと付けて穴に挿す。
⑦ 挿し穂がグラグラしないように土を寄せる。
⑧ たっぷり水をやって日陰に置く。

これが①~⑧までの作業を終えた挿し穂。

遊びに来ていた孫娘と楽しく挿し穂をすることができた。夏休みの日記帳に書いてくれるといいね。

もう一つの培養土への直挿しにも近日中に挑戦したい。

<追記>

YouTubeを観ると挿し穂にも色々なバリエーションがあるようで、前述の培養土への直挿しでできればいうことはないのだが、栄養の多い土に挿し穂をすると根を出そう、根を張ろうという意欲が低くなるらしく成功確率が下がるという見方が多い。
なので培養土直挿しとは別に挿し木用の用土でのちょっとしたバリエーションも試してみることにした。

画面上の二鉢が①、下の大き目の鉢が②とすると。
① 挿し木用の土、先端切り無し、メネデールのちルートン
② 挿し木用の土、先端切り有り、メネデールのみ
でやってみた。どういう差が出るかが楽しみだ。9月上旬までの約一か月で根が出ると嬉しい。その後どうやって鉢上げをするのかが今一つ分からないのだが。

挿し穂だけでなく株分けも用意した。本家から二株を引っこ抜いて植木鉢に放置しておいたら枯れてきたので慌てて地植えしたもの。ところがいつまでたっても元気にならないので園芸専門店で買ってきた高級培養土でプランターに植えて替えてみたもの。挿し穂の保険的な位置づけだ。

培養土に直植えもやってみた。隙間にある小さな3鉢がそれ。一鉢に5本、5本、6本植えてみた。メネデールには漬けたがルートンは未塗布、成長点(先端)切りはしていない。
それぞれのバリエーションの結果が楽しみだ。

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