ついにコース再デビュー

5月から始めた打ちっ放しの成果で、ある程度「球」に当たるようになってきたので満を持してコースに行ってきた。
最後にコースに出たのが2014年3月のレムチャバンだったので、実に9年7カ月ぶりということになる。

場所は小田原GC松田コース、初めて訪れたコースだが、丹沢山塊の西南に位置する山岳コースだ。起伏の無いタイのコースからは考えられないような傾斜地ではあるが、雄大な眺望を楽しむことができる日本ならではの環境だ。
当日は残念ながら雨天でのプレーとなったのだが、迫りくる雨雲、霧、靄、そして時折見ることができた明るい雲間の陽射しなど、山の気配や木々の息吹が気持ちよかった。

INスタートの出だしですぐに躓いたが、それも想定内。言い訳がましいことは言わずに久し振りのゴルフを楽しむことに専念した。
練習の時から分かっていたことではあるが、いざという時のアイアンショットのダフリが頻発。その反面、期待していなかったユーティリティでのショットは好調だ。タイにいた頃はあまり使わなかったクラブだが、年齢的にもミドルアイアンの代替クラブとして、またダフリにくいクラブの構造的な性格もあって多用することとなった。

昼ご飯を食べてOUTに。雨が強くなってきて霧も靄も濃くなってきたので先が見渡せない。しかしながら、このコースに慣れた同行者の的確な指示で戸惑うことは少なかった。前半に比べるとフェアウェイのキープ率が上がり、ユーティリティでのそこそこ良いショットも相まってなんとかゴルフらしくなってきた。

そうやって迎えたOUTの7番ホール。512ヤードのパー5だ。
ドライバーはフェアウェイの左側をキープ。そして2打目から先は大きく下っているのでどうなっているかが全く分からない。同行者の助言に従ってフェアウェイ中央にそびえ立つ大木の左側を狙って・・・5番ウッドがうまく当たった。カートで下りていくとボールはフェアウェイ左側のやや左足下がり面に止まっていた。
グリーン奥のピンまでは残り160ヤードの打ち下ろしというところだろうか。今までの僕なら6番か7番アイアンで打つところだが、ここはフィーリングの良いユーティリティの4番で打つことにした。打ち放ったボールは綺麗な放物線を描きながらグリーンに落ちていく。
ピンの方向に向かってはいるのだが高低差があるので何処に落ちるのかは分からない・・・なんとピン横1メートルにナイスオンだ。

緊張することもなく1パットで沈めてバーディーを取ることができた。今の実力からすればまぐれ当たりが三打続いただけなのだが、再デビューの初戦でバーディーとは嬉しい。

こんなラッキーもあって、後半はなんとかサマになって上がることができた。いくつとは言わないが事前の目標スコアに対しては5打ほど良いスコアで上がることができた。
コースでのプレーばかりでろくに練習をしなかったタイとは違い、コースに出ることを目標に地道に練習をしてきたことが良かったのだろう。スポーツとして正しい取り組み方だということもできる。YouTubeも大きな味方となった。

では、これからはばんばんコースに行くぞ~・・・ということにはしたくない。今回のプレーからのフィードバックを練習に反映して技術的な向上に取り組み、その結果をコースで開花させるという姿勢でゴルフを楽しんでいきたいと思っている。これから長く楽しんでいくためにも雑なゴルフにならないようにということだ。

ちなみにアップルウォッチのアプリは初めて使ったので、その機能の一部、残り距離だけしか使っていないのだが無料アプリとしては合格点。心配だったアップルウォッチの電池持ちも問題無しだった。

さあ、これからゴルフを(も)楽しむぞ。

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