花壇を作る ②

ブロック塀の傍にはバラを植えたものの、あとはシマトネリコ、ナンテン、ドウダンツツジが並んでいるだけで「花」がない・・・全部「木」だもんね。なので前々から二つのバラを結ぶ塀沿いの庭を花壇にという計画は立てていた。
春になったら、花の苗を買ってきて植えようと漫然と思っていたら、いつの間にか春はすぐそこに来ていた。慌てて花壇作りに取り掛かる。

大まかな計画というか工程は:
① 砂利をどかして防草シートを切り取る。
② 固い地面を掘り起こす。大きな土の塊や石、コンクリートの破片などを取り除く。
③ 土壌改良と元肥を施す。
④ レンガで縁取りをして見映えをよくする。
というもの。
取り掛かる前の状態がこれ。


やってみて一番大変だったのは工程①だった。とにかく砂利が重い。やっとのことでこうなった。

次なる山場は②だ。我が家の土は典型的な関東ローム層の赤土。長年何の手入れも耕作もなく放置された土地だったのだろう、とにかく固くて水はけが悪い。これはシルバープリベット、バラを植える際に穴を掘ってみてよくわかった。
なので今回もかなり覚悟してスコップを突き立てる。目標とする深さは30cmだ。
最初のうちはなかなかスコップが刺さらないほどの固い地表だ。黒と茶の粘土質だ。でも、二日掛けてスコップと備中鍬で耕しているとかなり解きほぐされてきた。


次は③の土壌改良と元肥。これは面白い、というか最近は土作りが楽しくてしょうがない。
今回の配合は「土壌改良パック」と「栄養パック」の二つに分けて考えた。
   土壌改良パック:バーク堆肥、腐葉土、燻炭、バーミキュライト
   栄養パック:牛糞堆肥、骨粉入り油かす、マグァンプK大粒
二つのパックを事前に左官トレーで混ぜておく。


これをそれぞれの区画ごとに元からあった土に混ぜ込んでいく。②を丹念にやっておいたので移植ごてでサクサクと混ぜることができた。
最後は予め買ってあったいつものベルギーレンガで縁取りをする・・・ここまできて疲れちゃったので、今日はレンガは並べるだけ。埋め込みと水平どりは後日やることにした。


朝から一人作業で二時間余りやってみたのだけど思いのほか出来上がりは良かった。三区画の一番左はドウダンツツジのテリトリーとの処理をまだ決めていないのでやりかけだが取り敢えず花の苗を植える体制は整った。

午後に買い物に行ったついでにスーパーに隣接するホームセンターでこんなのを見つけた。
「バラにはクレマチス」ということでクレマチスを植えようと思っているのだが、クレマチスは他の花に比べると深く植えてやる必要があるらしく「高植え」をしようと思っていた。レンガを積み上げてとか、植木鉢の底を切ってとか考えていたらこんなにピッタリのものがあったので即買いした。


さあ、春の花を植えるぞ~!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です