売却する実家から引き揚げてきた数少ないモノの一つが1980年代にダイクマで購入したサンヨーのカーステレオ。
カセット、AM/FMチューナーとアンプ内蔵なので12V直流電源を繋げば自立的に音楽の再生が可能だ、しかも4チャンネル。
とはいえ、我が家にはメインシステム、ミニマムシステム、そしてサブシステムと三つのオーディオシステムがあるのでこれ以上増殖させたくないという気持ちも強い・・・う~ん、困った。
とか考えているうちに嫁ぎ先が決まった・・・オーディオ道師匠だ。テクニクス好きだからきっとサンヨーも好きになってくれるだろう。スピーカーも沢山持ってるし。
そのまま鳴らしてもいいのだが、やはり見た目は大事ということで高級ホームオーディオ調の側板が取り付けられた。
専用のスピーカーと繋がれて格好いいではないか。と感心していたら更に本体をテクニクスのGシリーズ調の色合いに塗るのだという。
しっかりとマスキングされてエアブラシで着色だ・・・そういえば師匠は鉄道模型、プラモデルも守備範囲だった。
で、出来上がりがこれ。
おぉ~(どよめく)、これは素晴らしい。スピーカーもアップグレードされて立派なシステムが構成された。ブランドもテクニクスということにしておこうではないか。いやサンヨーだからやっぱりOTTOかな。
そのうち聴かせてもらいに行こうっと。
後日追記 <試聴記>
師匠に招待してもらって視聴に。
完全に期待値を大きく上回る音だった。
ハイファイ(死語か)でもハイレゾにも無縁なのだが、濃い音とでも言おうか・・・しっかりと中身の詰まったガッツのある音・・・とはいえガサツな音ではない。
70~80年代によく聴いた躍動感のある音の記憶が呼び戻された。そりゃその頃のカーステレオだもんね。
改めて言おう、素晴らしい!