バラの手入れ①

ソレイユロマンティカ、これはクレマチスを買いに行った園芸店で偶然見つけた長尺苗。
シマトネリコの一つを車庫の方に動かした跡地にすんなりと収まり、伸びた枝をフェンスに誘引しておいた。結果的にこの春一番たくさん花を咲かせたのはこの苗だった。

花後剪定をして暫くすると立派なシュートがニョキニョキと芽生え、すごい勢いで伸び始めた、この点ではマリーヘンリエッテといい勝負。但し、シュラブで繰り返し咲きのソレイユロマンティカは夏になると蕾をつけ始める。株の成育を優先させるために7月と8月は摘蕾を続けた。
2メートル近くまで育ったしシュートも数多く出ているので、もう頃合いかということで今週から摘蕾を止めた。と、同時にまたオレンジがかった赤い花を咲かせ始めた。同じく摘蕾を止めたロマンティックチュチュもかわいいピンクの花を咲かせている。

ソレイユロマンティカは樹勢がとても強いので放置しておくと枝も葉もどんどん繁っていく。先日の台風接近に備えて大まかに縛っておいたがボサボサの髪の毛を縛っているようで見た目も暑苦しいし、このままだと虫や病気の巣にもなりかねない。


①有望な枝に集中的に栄養を与えたい
②ハダニや黒点病などの予防をしておきたい
③冬の誘引に備えてある程度狙った方向に株を伸ばしたい
という目的で厳密には夏剪定とはいえないと思うのだが、枝の整理と支柱の立て直しを行なった。
枯れた枝、細い枝、交差している枝等 今後の貢献が見込まれない枝を切り取った。車庫側にオーバーハングしている枝には手が届かないので車庫からハシゴを立てて作業をした。作業をしているとこの苗が順調に育っていることがよくわかった。
既にフェンスに誘引してある今年の枝は枝先からシュートが出ると折れやすいので主軸を詰めた。ベーサルシュートとサイドシュートは可能な範囲で斜めに立てた支柱に縛り付けた。フェンスに近い枝はフェンスに固定した。


ソレイユロマンティカの作業に2時間もかかってしまったが、残りの4本はここまで奔放に枝が伸びていないのであまり手が掛からずに剪定を済ませることができると思う。

伸び切った枝の先に咲いた花を切り花にした。


蕾の一部が虫に食われているのがわかったので、他の4本も含めたっぷりとベニカXネクストスプレーを散布しておいた。今日 作業をしなかったら被害はもっと大きくなっていたかもしれないのでラッキーだったと考えよう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です