バラの手入れ②

先日のソレイユロマンティカに引き続き、残暑の中、残りの四本のバラの手入れを集中的にやり終えた。

<ノヴァーリス>
木立ち性で四季咲きのノヴァーリスは積極的に夏剪定を行なって秋の開花を促す必要がある。
タイミング的にはもう少し早くても良かったのかもしれないが、開花時期に気温が20℃前後になるようにと考えて9月11日に剪定を行なった。1/3-1/2程度の切り戻し、全ての枝にハサミを入れ10月下旬の開花を目指す。
マイローズの有機肥料を200g施した。マルチングも椰子ガラから十万年腐葉土に替えた。


<マリーヘンリエッテ>
我が家で一番元気だったマリーヘンリエッテだが突然の黄変が発生して落葉も激しい。原因として考えられるのは水のやり過ぎもしくはコガネムシの幼虫の食害。
今までがあまりに順調だったのでショッキングな出来事だったが黄変した葉を全て取り去り、枝の間引きをして風通しと日当たりを良くした。支柱もすべて立て直して麻紐でしっかりと固定した。
オルトランDXとマイローズの有機肥料をやり、マルチング材も十万年腐葉土に替えた。
回復を祈るばかりである。


<ピエールドゥロンサール>
つるバラのピエールドゥロンサールは我が家のバラの中では一番成長が遅かった。
初夏のやっと伸び始めた頃に強風でシュートが折れてガッカリ、気を取り直して支柱を立て直して固定してやった。
8月の中旬ごろからすくすくと伸び始め、今では2m近くまで背丈を伸ばした。つるバラなのでマリーヘンリエッテ同様に夏を過ぎても蕾は付かない。
とにかく伸び伸びと育ててやって冬の誘引に備えるつもりで伸びるに任せていたのだが、あまりにモサモサになってしまった。


このままではハダニや虫、病気の巣窟になってしまいそうなので枝葉の整理をすることにした。株元を見るといつのまにか青々としたサイドシュートが何本も出ている。

ピエールドゥロンサールはフェンスに誘引して花を沢山咲かせたい。それを意識してサイドシュートを左右に広く伸ばしてやるようにした。下の写真の左右一杯に枝を拡げた上でこれからの成長を促していくつもりだ。
マルチング材を替えて有機肥料も施した。


<ロマンティックチュチュ>
シュラブ樹形だが繰り返し咲きのロマンティックチュチュ。
8月から多くの蕾を付けていたが摘蕾を繰り返して苗の成長を優先させていた。ここに来て十分な成長と判断して摘蕾をやめると数多くの蕾が開花し始めた。房咲きの可憐なピンクの花は香りも素晴らしい。
株の足元の枝葉を整理して風通しを良くして、支柱も立て直した。他のバラと同様にマルチング材を替えて有機肥料も施した。


ロマンティックチュチュの華憐な花が家の中を華やかにしてくれる。


ソレイユロマンティカから始まり、足掛け四日掛けて5本のバラ全ての手入れが終わった。バラは手を掛けただけそれに応えてくれる植物なので、この秋から冬の作業をしっかりと計画的に行った上で来春が開花楽しみだ。

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