マリーヘンリエッテの咲き始めから4週間ほどが経った。
綺麗なバラはできるだけ長く愛でたいものではあるが花を咲かせたままにしておくと様々な弊害がある。
傷んだ花を見ると花弁が茶色く変色していく事がある、これは灰色かび病のせいであることが多いらしい、また傷んだ花や混みあった枝葉は病気の素になるし害虫たちの住処を提供しているようなものだ。
ということで咲いた順に花後剪定を行なった。マリーヘンリエッテとロマンティックチュチュはこの通り。
今年伸びた長さの1/3~1/2を切り戻すのが原則だというのだがどうしてもチマチマと切ってしまう。
しかしながら切り戻したところから新しい芽が出てその先に花が付くのだから切り戻し代が足りないと二番花の位置がどんどん上に行ってしまう。返り咲きが期待できないつるバラもこれから半年間の伸び代を考えるとしっかりと切り戻してやらなければならないのだが・・・オベリスクへの固定を解いてしっかりと切り戻した。
続いてはブラン・ピエールドゥロンサール。これはまだ綺麗な花が沢山付いているので花柄摘みに留めようと思っていたのだが、梯子を掛けて花柄を見ると痛み始めているものがある。
ここは思い切ってほとんどの花を切り落とした。近いうちに枝葉の間引きと切り戻しも行なう予定。
いささか淋しい眺めとはなったが二番花、そして来年のための株の育成を考えると仕方がない。
ソレイユロマンティカは花持ちが良いので花柄切りと花後剪定は数日後に行うことにする。
切り終えたブラン・ピエールドゥロンサールと昨日摘んだロマンティックチュチュとソレイユロマンティカを花束にした。
バラ栽培をしている者だけが見ることができる豪華な花束だ。