おいでませ山口へ

遅々としてなかなか進まない山陽道。
広島を通り抜けるのに随分と時間がかかってしまった。

今日も日の入りは16時半過ぎ、とっぷりと暮れた中を黙々と歩いた。
何故ならようやく広島脱出の目処が立ったからだ。
本日の歩行距離は5km足らずだが通算では936.7kmとなり、ついに山口県岩国市に。
「おいでませ山口に」である。
kintaibridge

ところがこの山口県、大きいのだ。

山陽本線が瀬戸内海の海岸線を走っていることもあるのだが、ここ岩国から下関までは180kmあまり。あの静岡県と同じぐらいの距離がある。
本州の西の果てにある山口県、明治維新に始まり大物の政治家を輩出し続ける大物の県は思いのほか大きかったのだ。