SRS-Z1二号機

なにげなくメルカリを見ていたらソニーのSRS-Z1がいくつも出品されているのを発見。
このSRS-Z1(以降Z1と略)、タイ赴任直前の2010年7月にヤフーオークションで入手しタイに持っていたものと同型品である。

Z1はその大きさと外観からは信じがたい高品位且つ迫力のある音楽を再生する。後からタイに赴任(?)したKS-HQM1にメインスピーカーの座は明け渡したが、その後もiPadとセットのセカンドセットとして寝室でのリラックスした時間に彩を添えてくれた殊勲者、タイでの単身赴任生活に潤いを与えてくれた名スピーカーである。
日本に帰任してから暫くはリタイヤ同様の日々を送っていたが、娘が嫁いだことで新たにできた書斎のメインPC用のスピーカーとして復活したのは記憶に新しい。
PCのモニターの両側に鎮座するZ1だが、Youtube、iTunesの再生ではPC再生にしてはすばらしい音を聞かせる。特にFoobar2000によるFLAC音源のネットワーク再生に使うとビックリするほど良い音がするのだ。

と前置きは長くなったがメルカリで発見したZ1、メルカリやヤフーオークションにありがちな転売品ではなく、出品者自身が購入したものの最近使わなくなったので出品した一品。価格は6800円と2010年にヤフーオークションで競り落とした初代Z1よりかなり安価だったがメルカリ上での写真を見る限り状態がよさそうだったので落札した。
届いたZ1を見て驚いた。大変美しい固体だ。

初代Z1が左側(アンプ部分は初代が右側)。
これがスピーカー部分。

ひと目で今回のZ1の程度の良さがわかるだろう。
そしてアンプ部分がこれ。こちらは左側が今回の落札品。

これを見ても、打痕のある初代に比べるとその程度の良さは一目瞭然。
しかしながら音だしをしてみると、時折音が途切れる。しばらく使っていなかったのでミニジャック周りの接触不良であろうと接点復活剤を注してやると問題解決。
Foobar2000を音源に新旧Z1の音質比較をやってみた。結果は全くの互角・・・どっちも良い音!

で、考えた。
① 新旧2セットのZ1を同時に鳴らす。スピーカーマトリクス的に使うというのもある。
② PCとは違う用途に使う。たとえばTVやタブレットの音声用に。
③ メインのオーディオセットのサブスピーカーとして使う。
まずはPC用はZ1二号機に置き換え、Z1一号機で②もしくは③のいずれかの使い方を中心に考えてみることにした。

また、全く同じZ1では芸が無いのでZ1一号機に手を加えることを考えている。メニューとしては;
① エンクロージャーのクリーニング。
② エンクロージャーおよびアンプ筐体の塗装。
③ 配線およびミニジャックの交換。
④ エンクロージャーおよびアンプ筐体のダンピングや外部への振動アイソレーション。
などを考えている。
さっそく近所のホームセンターで材料を調達。
各種防振ゴム、ウレタンフォーム、そしてつや消し黒のスプレー。ブチルテープは家にあったものを使う。

それに加えてAmazonで入手したのがこれ。

いわずとしれた鉛シートである。
ミニジャックは単品で高品位なものが見つからないので、スピーカーケーブル付きのものを同じくAmazonに発注した。

楽しみだ。