V15 Type-4の蘇生 ③

いつもの尺度でV15 Type-4を評価してみたい。

<V15 Type-4(-7)>
ヘッドシェル:山本音響工芸 アフリカ黒檀製
リード線:audio technica AT6101
針:JICO V45HE SAS/B

()内はM44Gとの比較値(表中の右が+)
写実的 〇〇●〇〇 叙情的 (-1)
繊細 〇〇●〇〇 図太い (-1)
COOL 〇〇〇●〇 WARM (-1)
DRY 〇〇〇●〇 WET (0)
落ち着きがある 〇●〇〇〇 元気がある (-2)
シャープ 〇〇●〇〇 ふくよか (-1)
高域重視 〇〇●〇〇 低域重視  (-1)

こうやって点数をつけるとM44Gのような強い個性が感じられない平凡な音のように思われてしまいそうだが、この表では表わしきれない総合的な良さみたいなものがあるのだ。(だったら、この表が不適切ということにもなるが・・・)

一言でいうと格調が高い。M44G Woodyでもそのような傾向があるのだが、一格上の拡張高さである。う~ん、わかりにくいなぁ。

車に例えるといいかもしれない。
M44Gオリジナル:フォードF150(ピックアップトラック)
M44G Woody: フォードエクスプローラー
V15 Type-4:キャデラックセビル

このシリーズいいかもしれない。同じように車に例えると;
DL-103R:トヨタクラウン
PP-300:レクサス LS400

かえってわかりにくいか・・・