無事ご帰還

二カ月の修理を終えてV-8030Sが送り返されてきた。
一時は再起不能かと思われたV-8030Sだが、純正の交換部品も無い中、なんとか一命を取り留めての帰還である。

退院、帰還したV-8030S

早速、手持ちの録音済みのテープを再生してみる。挙動に少し不安を感じることもあったが、なんとか持ちこたえている感じ。
RCAケーブルは、予備予選の結果通りにTARA Labs Prismを再生用に、ACOUSTIC REVIVE LINE-R-triple C-FMを録音用に使うことにした。
出てくる音は素晴らしい、TEAC修理センターで隅々までチェック、清掃、油脂交換をしてもらったので清々しく瑞々しい音を演じている様に感じるのは気のせいか。

今後、これ以上の故障があればこの個体とはお別れになってしまうかもしれない。
なので、これからはヘッド周り、キャプスタンとピンチローラーをこまめにクリーニングし、駆動系にストレスを掛けるような操作も極力避けて使用していこうと思う。オーディオテクニカのAT-6037を用意してあるので、チュッチュと挿しやすいボトルに移し替えて綿棒で掃除という習慣を守っていきたい。