Sakura in 2022

毎年この季節になると血が騒ぐ・・・桜の季節だ。
我ながらちょっとアタマが緩いんじゃないかなと思うぐらい桜を観ること、桜の写真を撮ることに燃えてしまうのだ。

今年はいつもの引地川親水公園と大庭城址公園に加えて秦野市の桜スポットを訪れてきた。
それに加えて撮影機材の方もD7200、G1X、RX100、そして最近凝っているGRD3を駆使している。とはいえ、思ったようにカメラが言う事を聞かなかったり、そもそもこれらのカメラの機能やその操作をきちんと理解しきっていないと感じることも多々あって、今度こそきちんと勉強をしようと思うのだが、桜の花びらが散ると同時にそうした思いも薄れていくのの繰り返しである。

前置きはこれぐらいにして・・・まずは身近なところでウォーキングコースでもある引地川親水公園でパチリ。カメラはGRD3である。此処は川の両岸の桜並木のピンクと川に生い茂る菜の花(セイヨウカラシナかな)の黄色のコントラストが良い。

引地川親水公園 (リコー GR Digital lll)

次は大庭城址公園だ。NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも出てくる大庭氏の居城である。カメラはRX-100。このカメラは万能選手、旅カメラのセカンドカメラでもある。失敗が許されない時に頼りになるやつだ。
コロナはまだまだ終息していないのだが、マンボウも解除されて人々の笑顔が二年ぶりに桜の木の下に戻ってきた。

大庭城址公園 (ソニー RX-100)

そして今年初めて桜見物で訪れた秦野。震生湖には紅葉や水仙を観に来たことがあるのだが、秦野市がこんなに桜に力を入れているとは知らなかった。市内のカルチャーパーク周辺には凄い人出だ。駐車場は十分にあるらしいが、道路は渋滞するし、見た目が引地川親水公園と類似しているので車で通り過ぎるのみとした。
そこから車で5分ほどのところにあった出雲大社相模分祠。そもそもこの神社の存在を知らなかったのだが、確かに出雲大社だ。境内には立派な桜の大樹が茂っていた。

出雲大社相模分祠 (ニコン D-7200)

秦野市街からヤビツ峠の方に少し上っていくと蓑毛というところがある。そこに鎮座するのが「淡墨桜」(うすずみざくら)である。こういうのを巨樹というのだろう、樹齢は数百年クラスなのだろうか。周囲に桜の木がないので余計にその孤高さを感じさせる存在である。
G1Xはなんだかちょっとご機嫌斜めというか不調だった(僕の設定がまずかったのだろう)ので動作が不安定だった。でもそのお陰で多重露光のような不思議な絵が撮れた。

淡墨桜 (キャノン G1X)

そして〆は一眼レフのD7200。7年前の久し振りの北海道旅行に合わせて購入した一眼レフなのだが、例によってきちんと勉強をしないので画作りはほとんどカメラ任せだった。良い結果を得られることもあれば、何故か酷い結果となることも。ということで今回はちょっと色々と知恵を絞った、というか意思を持った操作で写真を撮ってみた。まだまだ改善点はあるのだが「こうすればこうなる」というところが少し分かりかけてきたような気がする。

淡墨桜 (ニコン D-7200)