スピーカー工作も終わってひと段落したサブシステムなのだが、アンプに関しては僕が提供したONTOMOのキットをベースに素子のアップグレードを含む組み立ては全てF君がやってくれたので今一つDIYに参加した実感が湧かない。僕も何かやらねば、と思っていたところで思いついた、というか最初からやろうと思っていたのがアンプの筐体のダンピングとノイズシールドだ。
材料は鉛シートだけはAmazonで調達したが、ブチルテープと銅箔テープは手持ちのものがあったのでそれを使う。
やることは単純で筐体の蓋を外して、ブチルテープ、鉛シート、銅箔テープの順で貼り重ねていくだけだ。
蓋の端面にブチルテープがはみ出てしまったので、ねじ止めするのにちょっと苦労をしたが無事完成。元の重量が250グラムちょっとだったので120グラムほど増えたことになる。
その効果のほどだが、出来立てのスピーカーとアンプの組み合わせであるから刻々とエージングが進展中のために「これだ!」という効果は実感できないというのが正直なところ。しかしながら、長岡教の信者として間違いのない改良の筈だ(ちょっと金子教も混ざっているような気もするけど)、自信を持っていこう。
金言「見る前に跳べ!」の実践だ。
<追記>
蓋を開けたついでにLXA-OT1改の中身を観察。専門的なことは分からないがF君が交換したどデカい電解コンデンサが目を引く。よく見えるとオペアンプもLM-6172に換装されている。いいね!