リカバリー成功(iPad mini 2修理②)

バッテリーの交換ばかりに気を取られて結果的に液晶を壊してしまったiPad mini 2、このまま万事休すかと思われたが、そう簡単には諦めない。Amazonで交換用の液晶を入手し、YouTubeの実例をもう一度おさらいして作業を再開した。

新たに液晶を入手

今回の修理で気を付けたことは;
① もともと絶縁テープが貼り付けてあったところはビニールテープで絶縁しなおす。
② 液晶に無理な力が掛からないようにする。
③ ブチルテープの追加
ぐらい、一回分解組立てを経験しているのでiPad mini 2の構造も凡そだが把握している。あとは丁寧に作業を進めればよい筈だ。
バッテリーと液晶のコネクターの背面にもビニールテープで絶縁を施した。

コネクター背面はビニールテープで絶縁

新しい液晶を仮組みしてみる。ACアダプターはまだ接続していないのだが、バッテリーに微かに残っていた電力で液晶画面が立ち上がる・・・おぉ~、見慣れた画面が現れた。

仮組みした液晶に正常が画面が表示された

バッテリーと液晶間の金属プレートを固定する7本のネジのうちの1本がどうしてもうまく回せない・・・とかしているうちにどこかに紛失してしまった。iPadの筐体内に残っていたりするとショートを起こしそうなので丹念に調べるが見つからないので諦める。また、液晶を固定する4本のネジのうちの1本が筐体側のネジ山に届かない。押し付けながらネジを回していると、また液晶を壊しそうなのでこれも諦めた。
とかいっているうちに組み立ては完了。ACアダプターを繋いで暫くするといつもの起動画面が現れた。

いつもの起動画面が現れた

新品バッテリーはほぼ空の状態なのでACアダプターに繋いで充電を始めた。特に変な挙動も無いのでこれで一件落着だろう。リカバリー成功と言っても良いだろう、ホッとした。

バッテリーと液晶の交換で再生したiPad mini 2

<追記>
バッテリーと液晶には問題ないのだが、どうもタッチパネルの調子が悪い。反応し難い部位ができてしまった。それが今回のバッテリーと液晶交換作業に起因しているかどうかは分からないが、それまでそういう兆候はなかったのでそうなのだろう。
タッチパネルを交換するという手もあるし、タッチパネルは意外と安価なのでやろうかなと思ったが、そもそもこのiPad mini 2はFacetimeとLINEでのビデオ通話が主用途なので、その用途で弊害が無いのならこのまま放っておこうと思ってる。
何事もやり過ぎは良くないので。