画質比較(iPad mini 2修理④)

無事に修理というよりもオーバーホールを終えたiPad mini 2だが、今回入手した液晶はAmazonに数ある(中華製の)ものからエイヤっと選んだもので価格は約7千円(どれも似たような価格だった)。この手のものによくあるパターンの簡易工具が付属していない潔さが気に入って選んだ一品だ。
アップルの純正品を使った修理だといくら掛かるのかは分からないが、ネットにはバッテリー交換が1万8千円というビックリ価格だったので、工賃はあまり変わらないとしても4~5万円ぐらいは平気で請求されそうだ。

で、液晶の画質はどうなのかというところをレポートしておこう。
できれば新旧比較といきたいところだが、旧品はバッテリー交換の際に壊してしまったので比較をすることができない。なので日常的に多目的に使用しているiPad mini 5との比較としたい。三世代も後の製品と比較するのは酷だがやってみた。

昨日撮影してきた蓑毛の薄墨桜だ。
画面上が今回修理したiPad mini 2、下がiPad mini 5。iPad mini 5は勿論、iPad mini 2のオリジナル液晶もレチナ液晶という高品位な液晶なのだが今回の交換品がそれ相当の性能を有しているものなのかどうかは不明。
この画像に限らず全般的にiPad mini 2の方が彩度が低めである。サッパリ系であるがそれが悪いとも言い切れない。

次は車庫に停めたGLA200d。
これを見るとiPad mini 2の方が色温度が高い、すなわち寒色系である。実物の色味はどちらに近いかというとiPad mini 2の方だ。ただiPad mini 5に比べるとコントラストが低いという弱点も見えてくる。しかしながら液晶交換で7千円であれば文句も出てこないだろう。

総括すると今回の修理、いやオーバーホールは大成功ということだと思う。