詳細は別途述べるのだがCDプレーヤーのK-05が故障してしまった。
Esotericに連絡をして修理を依頼することにしたのだが、そのためにはK-05を修理センターに送ってやらなければならない。元箱があればそれが一番良いのでロフトの片隅を捜索した。結果、残念ながらK-05の元箱はなかったのだが似たようなサイズの箱の中にこんなものを発見してしまった。
オルトフォンの7NX-SPK 550というケーブルだ。
自分のブログを調べてみると(http://d.adkreuz.com/archives/266)このケーブルは2009年10月に購入、当時の使っていたビクターのSX-M7に相応しいグレードのケーブルをということで色々と吟味の上で導入したもの。今となっては入手できないPCOCCという銅材を使ったしっかりとした作りのケーブルだ。
片側にはバナナ端子、反対側にはY端子が付いており両方ともネジ止め式、そしてこれらの端子もフルテックのロジウムメッキ仕様だ。サブシステムはアンプ、スピーカー両端ともバナナ端子としているので片側を交換する必要があるのだが、LXV-OT7改用に作成したスピーカーケーブルに使っているフルテックのバナナ端子、多分同時に購入したものの残りだったのだろう、があるのでそれを移植してやろうと思っている。
現在バナナ端子が付いている側、これがおそらくスピーカー側だと思うのだが、に巻いてあるブチルテープ、これが曲者なのだ。当時のオーディオ仲間から薦められて巻き付けたものなのだが、その効果はどうかという以前に触るたびに手にベタベタと真っ黒なブチルゴムが付いてしまうのだ。上からビニールテープでも巻いてしまおう。
ちょっと迷っているのは2メートル前後のケーブルをそのまま使うか、それともサブシステムのレイアウトに合わせて半分ほどに切り詰めるかという点である。「一度切ってしまったケーブルは元の長さには戻せないのでもったいないな~」という気持ちと、「このケーブルを使う場所はサブシステム以外には考えられないので最適な長さにすべきだろう」という気持ちの葛藤があるのだ。
結局は2メートルのまま使ってみてやっぱり取り回しが悪いということで切り詰めるというプロセスをたどることになるのだろう。
それにしても得した気分だ、ものすごく。